駐在妻の日記

世界の果てからこんにちは

ラマダン(断食)

イスラムといえばラマダンなイメージ。

実際ラマダンってどんなものかというと、

日中は水も食事もツバも(!)口にしてはいけないので、

ヨーロッパなど日の長い夏などはかなりつらい。

(逆にインドネシアなんかだとちょっと楽?)

私の住んでいる国だと、昨年は夜中の4時くらいから夜8時くらいまで断食だった。

これは毎年10日ほど早くなっていくので、今年はまた6月下旬に始まる予定。

 

いずれにせよ、外国人はなるべくラマダン中は滞在するのをすすめない。

まず、全ての店の営業時間が夕方からとなる。

(つまりランチタイムはやっていない)

そして食料は鮮度が落ち、価格もあがる。

 

子供と病人、老人は飲食OKだ。

でもそれ以外は外国人であっても一目をさけて飲食する必要がある。

(これが難しい)

 

そして普段お酒を飲んでしまうようなイスラム教徒であっても、この期間だけはまじめに断食する。

でもそうなると、皆空腹でかなりイライラしており、特に夕方の帰宅ラッシュ時などはカオスだ。

そこここで喧嘩が見られるのが日常である。