駐在妻の日記

世界の果てからこんにちは

途上国で生き抜くために

途上国での暮らしを豊かにするためには、

何より趣味が大切である。

それと、知り合い。

 

服なんて、いらない。

着飾る必要も、流行も、関係がない。

そんなことより、余暇をいかに充実させるかが大切。

 

そのためには、もちろん、語学が堪能であること、

そしてどこでもできる趣味をもつこと。

私のおすすめは、編み物や折り紙、切り絵、パン作り、お菓子作り、楽器、裁縫などだ。

これらはお金をかけず、また停電も断水も関係なく、一人でどこでも没頭できる趣味としてふさわしい。

そして、あわよくば、もてなしたり、教えたりして、周りを喜ばすこともできる、すばらしいものたちだ。

 

ちなみに、日本のハウツーものの本は本当にすごい。

料理本ひとつとっても、写真つきであんなにわかりやすく説明してくれるのは、日本くらいしかない。

外国の本はだいたい説明文のみの、たとえ語学が堪能であっても、難解な内容が多い。

 

途上国にすむ事は、少し昔の日本にすむ事に似ていると思う。

物がない。

娯楽がない。

そしてそこに日本の最新テクノロジーやらすばらしい物を持ってくるのも、似合わない。

壊れるし、狙われるし、持ち運ぶのはキリがない。

自ら生み出すのが一番である。