駐在妻の日記

世界の果てからこんにちは

2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

海外の子供の誕生日会事情

先日まで子供の誕生日会の準備におわれていた。 海外での子供の誕生日会は、本当にすごい。一大イベントである。 国にもよると思われるが、私が今まで滞在したヨーロッパの国々ではすごかったし、ここアフリカの地でもやはり大人顔負けのパーティーが開かれ…

子煩悩

この国の人々は、子供が大好きだ。 本当に本当に大好きで、 うちの子供達も、ひとたび外を歩けば、キス、抱っこ、一緒に写真をとりたいと頼まれるし、お菓子をたくさんもらう。 クッキー一箱とか店の人や道行く人に渡される。 正直途上国って、物乞いがたく…

地震が起きたら外へ出よう

日本では、地震が起きたら机の下に隠れる、 という防災訓練がある。 しかし、ここでは、地震が来たら、とにかくまず外へ出なければならない。 この国だけでなく、もしかしたら途上国での地震は外へ出るべきなのかもしれない。 とにかく建物がもろい。 我が家…

冬はよく氷がふる

この国の冬は、よく氷がふる。 私にとってはかなりびっくりだったが、この国では普通だそうだ。 様子としては、 いきなりザーー!と大量の氷がふる。 きた!と思ったら、屋根の下に隠れないと、あたると当然ケガをするし、物が壊れる。 一番ひどかったのは、…

バラしかない

友人宅への手みやげは、手作りのケーキか花と決めていて、 今日は花屋へいった。 (市販のケーキは強烈な甘さなので避ける) 花にも現地産のものと、ヨーロッパからの輸入ものがある。 冬などは全て輸入となるので、花の価格は跳ね上がる。 そして種類が…通…

一生分の電球交換はしたと思う

とにかく電球が切れるのが早い。ワットがあっていないのか、質が悪いのか、なんなのか。バチッといっていっきに全てきれたり、ガラスが飛び散ったりけっこう危ない。電球交換って、こんなに毎日するものだっけ…?

国内旅行はハードルが高い

私たちは首都に住んでいるが、首都から出るときは、警察にエスコートしてもらわなければならない。事前に行き先と時刻をつげて、当日は警察の先導で移動し、警察とともに行動をともにする。これは日本人だけでなく、多くの外国人に義務付けられている。その…

信号がない国

この国に来て随分たつので、 いったい何に驚いて、何が普通だったかも忘れてしまったが、たまに先進国にいくと、あ、そうだった、という気づきがある。その一つが信号。 途上国の首都の多くは、人が多く、交通機関も少ないため、渋滞がひどい。ここも例にも…

偽物にご注意

パッケージだけ本物で、中身は違う、という展開は 途上国ではままある。 観光に来た人は、念のため高値で何かを買う事はやめておいた方が無難だ。 例えば、香水。 この国ではシャネルなどのブランド化粧品は輸入されていない。 が、香水のみは例外的にそこら…

粗悪品のレベルかん

こちらの商品、まず高級品はフランスからの輸入品、 次に多いのがスペインやイタリア(フランスより安い)、 そして中級品としてトルコやチュニジア、 それから現地もの…という感じだ。 子供用品なんかはどうせすぐに使えなくなるし… と現地ものを調達した。…

イスラム圏での離婚

イスラム教徒は離婚なんてしないかと思ったら大間違い。 この国ではかなり離婚が多い。 ちなみに夫は4人まで妻をもらう事が可能だが、 新しい妻をもらうときは、もともとの妻達の許可を得る必要がある。 一番大切にされる妻は、慎重に選んだ4番目の妻だと…

大家が強い

この国では外国人が家を買う事は禁止されていて、 現地人の大家が法外なお金で外国人に家を貸すのが普通だ。 これがまた横暴で、 ある日突然値上げ宣言、払えなければサヨウナラ、というケースが多発する。 さらには、一年分の家賃をニコニコ一回現金払いす…

羽アリとハエの季節

春になり、花咲き乱れすばらしい季節となったここアフリカ。 しかし暖かくなると、とにかく虫が大発生するのが玉にきず。 寒い時期は全く見かけなかった羽ありとハエ、ハチが大量に発生し始める。 羽アリ対策としては、とにかくアリの巣を見つけて、セロハン…

ラマダン(断食)

イスラムといえばラマダンなイメージ。 実際ラマダンってどんなものかというと、 日中は水も食事もツバも(!)口にしてはいけないので、 ヨーロッパなど日の長い夏などはかなりつらい。 (逆にインドネシアなんかだとちょっと楽?) 私の住んでいる国だと、…

スペインマヨルカ島

先日スペインはマヨルカ島へいった。 これがとても良かったので、おすすめしたい。 なにがいいって、まずは平和、 道は平坦、町の人は親切、海は浅瀬、山には羊や牛、馬などなど。 どこをとっても平和。 そしてグルメ。 もともとスペイン料理はかなり日本人…

途上国の高級ホテル

アフリカのイスラム圏で観光業とはほぼ遠いこの国でも、 世界のホテルチェーンはかなり進出している。 食事はわるくないし、全ての店がしまる金曜日の昼も営業しているところはありがたい。 が、先日某ホテルで知人が朝食に卵を頼んだら、なんとナマで運ばれ…

イスラム圏での服装

国によっても違うし、若者はずいぶん考え方が新しいとはいっても、 やはりイスラム圏での女性の服装は保守的であるし、 変な人に声をかけられたくなければ、肌の露出はさけるべきである。 私見だけど、具体的なボーダーラインとしては、 上は半袖かぎりでタ…

オリジナルなんてない

この国へ来た時、ほぼ全ての商品がコピー商品なことに、 驚いた。 パッケージ、ロゴ、看板などのデザインが、 本当に笑ってしまうほど フランスなどの有名メーカーと瓜二つのコピーなのだ。 (もちろん中身の質は全く違う) なぜ独自のデザインをしないのか…

オマーンがすばらしい

アラブ圏の観光といえば、ドバイ、トルコ、アブダビなんかが有名だが、隠れ名所としてオマーンをおすすめしたい。 青い海、美しい道に建物、 なにに一番驚いたって、新聞がオールカラーだったこと! またアラブ圏のお土産というとどこもラクダグッズなどお決…

海外で歯医者

途上国で歯医者へいくと、 まず抜歯されるので、行ってはいけない。 それがたいした症状でなくても、また隣の歯をうっかり傷つけられることもあるので、歯が痛くなったら帰国か近隣の外国へ行くのが安全。 行ける時までは、痛み止めで耐えることになるが、 …

途上国で生き抜くために2

途上国への持ち物として、薬がある。 常備薬などは当然持ち込むべき。 でもそれ以上に大切なことが、ビタミンを摂取すること。 つまり、普段の食事。 日本のような検査機関もなく、また重症化すると設備も医者も微妙なため、 自己管理は大変大切で、そのため…

メイドさんと運転手さん

駐在ときくと、メイドさんと運転手さんがいるイメージで、 さらには、プールなんかもあったりして、妻はお買い物…という偏見が一部にある。 アジアで一部の企業なら、可能なんだろうか。 わたしがいるアフリカでは全く縁がない話だ。 まず、買いたい物がない…

週末は土日とは限らない

イスラムにおいて、一番大切な休日は、金曜日である。 よって、私の現在住む国の週末は、金曜日と土曜日である。 みな日曜日から木曜日まで働き、金曜日は祈る。 もちろん駐在の日本人たちも同じだ。(金曜日のお祈りはしないけど) ちなみに、木曜日と金曜…

出産のために海外へいく

海外で出産というと、大変なイメージがあるかもしれない。 私が産んだフランスでは、無痛分娩が主流で、どの病院でも麻酔科医が24時間いるため、 ごく自然に陣痛がきたらしばらく耐えて、最後は麻酔をするか、しないか、の選択をするスタイルだった。 日本…

運転があらすぎる

私が今すむアフリカの国では、移動手段は車が主で、 でも、その運転が恐ろしく荒い。 2日連続で交通事故にあったことさえある。 本当に、みんな実は死にたいんじゃないかと思うくらい。 でも、それは違うらしい。 ここはほぼイスラム教徒たちの国だけれど、…

途上国で生き抜くために

途上国での暮らしを豊かにするためには、 何より趣味が大切である。 それと、知り合い。 服なんて、いらない。 着飾る必要も、流行も、関係がない。 そんなことより、余暇をいかに充実させるかが大切。 そのためには、もちろん、語学が堪能であること、 そし…