信号がない国
この国に来て随分たつので、
いったい何に驚いて、何が普通だったかも忘れてしまったが、たまに先進国にいくと、
あ、そうだった、という気づきがある。
その一つが信号。
途上国の首都の多くは、人が多く、交通機関も少ないため、渋滞がひどい。
ここも例にもれず、またガソリンが激安なこともあり、交通量はかなり多い。
でも信号はない。
正確には市内に二つあるが、
誰も信号など見ていない。
そこでひたすら警察の合図に従う。
混雑時以外は警察もいないため、各自の判断にゆだねられ、合流地点などは、かなり命がけ。
逆に混雑時になると、一時的に一方通行の道などもできる。
ちなみにカーナビは取り締まりが厳しく、存在しないし持ち込むことも今のところできない。
地図と道行く人が頼りだ。