駐在妻の日記

世界の果てからこんにちは

2015-01-01から1年間の記事一覧

観光客へのぼったくりについて

観光が盛んな発展途上国でぼったくりはつきものだ。とくにアラブ諸国となると、現地人でも値段はその人のステータスだったり交渉ありきで変わるのが普通だ。特に都市部では、外国人は住民でも観光客と見られ、しょっちゅうふっかけられる。旅行案内本には、…

門番遅刻する

今の国では夜間のみ自宅に門番が必ずつく。ちなみに前回の国は日本では危険とされていて、今回の国は観光で人気があるところ。だから今回の国に限って門番が自動的につくことに最初驚いた。その門番が、先日なかなか来なかった。1時間が経過してから、警備会…

海外出産

2人いる子供たちは、海外で産んだ。よく国籍を聞かれるけど、両親ともに日本人なので、日本オンリー。産む国が血統主義ならどこで産んでもかわらない(日本やフランスなど)。逆にアメリカやスイスならその国で生まれれば国籍ももらえる。(その分、臨月での入…

転園した

なんと先日初日から疑問のつきなかった幼稚園をついに退学してしまった。とっとちゃんの世界だと思っていたら、明日は我が身(と息子)だった。とにかく色々あって、私は日本ではモンスターペアレンツとなるのかしら。特に子供は幼稚園を嫌がっていたわけでは…

オープン頓挫

某巨大外資がこの国に上陸、今日いよいよオープン!カタログはポスティングされ、町中そのお店の広告だらけ。みんな首を長くして待ち、期待は最高潮。なんと、オープン前夜にお店の許可取り消しが決定した。今後許可がおりるかは未定、オープンは前夜に頓挫…

石油って

石油大国の多くはイスラム教の国だ。 イスラムの神アッラーには、本当に何かが見えていたのかと思うほど。 私が住んだ2つのイスラムの国は、言葉も気候も人種もすごく似通ったところだったが、 決定的な違いは、石油が出るか出ないかだ。 石油が出る国の人…

ないものねだり

夏季休暇の3日と現地の祝日をあわせて、休暇へ。またまたパリ。ほんの数ヶ月ぶりなだけなのに、サイズアウトした子供達の服や靴、現地にない日本の調味料など、見るもの全てが素晴らしく見えてしまう。以前フランスに住んでいた頃は、日常的に目にしていて、…

学校選び

ついてすぐのミッションは、家探しと学校探しがまず大変。というか、ついてからでは遅いので、面倒でもいろいろ検索して、アポをとっておいた方がいい。確実なのは、やはり口コミで、迷ったらとにかくたくさん見学の予約をしておき、実際見てから考えるのが…

乗り合いタクシー

こちらでは乗り合いタクシーが一般的。前の国では、日本人は使用不可だったけど、今回の国ではオーケー。その国々のタクシーの安全度によって決まっている。そこで運転手付き生活から道行くタクシーをつかまえる生活となったわけだが、二人の子連れだと少し…

引越しにつぐ引越しで

100日ほど書いていなかった。この間に私たちは、また別の国へと引越した。私はもう数えるのも困難なくらい、多分何十回もの引越しをしてきている。夫の異動は2〜3年ごとで、それに加え入居までの借り住まいからの引越しや契約の問題での引越しもある。そし…

著作権

この国では、正規のCDやDVDが、いっさい売られていない。 コピー品のみが、だいたい一枚150円ほどで売られている。 売られているお店も、堂々と大型ショッピングセンターの中だったり、一等地に店舗を構えていたりする。 たぶん著作権というものは、この…

砂、砂、砂…と、窓

砂漠が近いアフリカは、首都でもやはり砂が運ばれてきて、砂っぽい。 洗濯物を外にほすと砂がつくし、床も窓を開けていると砂っぽくなるのでモップがけは必須。 雨がふったあとは、やはり雨も砂をふくんでいるようで、砂の後だけが残る。 必然的にどうしても…

引っ越し前のメイドさん

週に1度だけ、家の掃除にメイドさんに来てもらっている。 このメイドさん、代々日本人に雇われている。 先日も、引っ越ししなければならない旨を伝えると、 あそこのアレがほしい、前の人はこんな物をくれた、 日本食の調味料をほしい…と、棚をあけて、言い…

国内引っ越し

先月末に退去を言い渡され、引っ越ししたため、かなり忙しかった。 この国では、1年分の家賃を契約時に全て支払わなくてはならない。 もし一年未満で退去しても、一度払った家賃は二度と戻ってこない。 夫の移動のお知らせはそんなに早くわからないため、1…

海外の子供の誕生日会事情

先日まで子供の誕生日会の準備におわれていた。 海外での子供の誕生日会は、本当にすごい。一大イベントである。 国にもよると思われるが、私が今まで滞在したヨーロッパの国々ではすごかったし、ここアフリカの地でもやはり大人顔負けのパーティーが開かれ…

子煩悩

この国の人々は、子供が大好きだ。 本当に本当に大好きで、 うちの子供達も、ひとたび外を歩けば、キス、抱っこ、一緒に写真をとりたいと頼まれるし、お菓子をたくさんもらう。 クッキー一箱とか店の人や道行く人に渡される。 正直途上国って、物乞いがたく…

地震が起きたら外へ出よう

日本では、地震が起きたら机の下に隠れる、 という防災訓練がある。 しかし、ここでは、地震が来たら、とにかくまず外へ出なければならない。 この国だけでなく、もしかしたら途上国での地震は外へ出るべきなのかもしれない。 とにかく建物がもろい。 我が家…

冬はよく氷がふる

この国の冬は、よく氷がふる。 私にとってはかなりびっくりだったが、この国では普通だそうだ。 様子としては、 いきなりザーー!と大量の氷がふる。 きた!と思ったら、屋根の下に隠れないと、あたると当然ケガをするし、物が壊れる。 一番ひどかったのは、…

バラしかない

友人宅への手みやげは、手作りのケーキか花と決めていて、 今日は花屋へいった。 (市販のケーキは強烈な甘さなので避ける) 花にも現地産のものと、ヨーロッパからの輸入ものがある。 冬などは全て輸入となるので、花の価格は跳ね上がる。 そして種類が…通…

一生分の電球交換はしたと思う

とにかく電球が切れるのが早い。ワットがあっていないのか、質が悪いのか、なんなのか。バチッといっていっきに全てきれたり、ガラスが飛び散ったりけっこう危ない。電球交換って、こんなに毎日するものだっけ…?

国内旅行はハードルが高い

私たちは首都に住んでいるが、首都から出るときは、警察にエスコートしてもらわなければならない。事前に行き先と時刻をつげて、当日は警察の先導で移動し、警察とともに行動をともにする。これは日本人だけでなく、多くの外国人に義務付けられている。その…

信号がない国

この国に来て随分たつので、 いったい何に驚いて、何が普通だったかも忘れてしまったが、たまに先進国にいくと、あ、そうだった、という気づきがある。その一つが信号。 途上国の首都の多くは、人が多く、交通機関も少ないため、渋滞がひどい。ここも例にも…

偽物にご注意

パッケージだけ本物で、中身は違う、という展開は 途上国ではままある。 観光に来た人は、念のため高値で何かを買う事はやめておいた方が無難だ。 例えば、香水。 この国ではシャネルなどのブランド化粧品は輸入されていない。 が、香水のみは例外的にそこら…

粗悪品のレベルかん

こちらの商品、まず高級品はフランスからの輸入品、 次に多いのがスペインやイタリア(フランスより安い)、 そして中級品としてトルコやチュニジア、 それから現地もの…という感じだ。 子供用品なんかはどうせすぐに使えなくなるし… と現地ものを調達した。…

イスラム圏での離婚

イスラム教徒は離婚なんてしないかと思ったら大間違い。 この国ではかなり離婚が多い。 ちなみに夫は4人まで妻をもらう事が可能だが、 新しい妻をもらうときは、もともとの妻達の許可を得る必要がある。 一番大切にされる妻は、慎重に選んだ4番目の妻だと…

大家が強い

この国では外国人が家を買う事は禁止されていて、 現地人の大家が法外なお金で外国人に家を貸すのが普通だ。 これがまた横暴で、 ある日突然値上げ宣言、払えなければサヨウナラ、というケースが多発する。 さらには、一年分の家賃をニコニコ一回現金払いす…

羽アリとハエの季節

春になり、花咲き乱れすばらしい季節となったここアフリカ。 しかし暖かくなると、とにかく虫が大発生するのが玉にきず。 寒い時期は全く見かけなかった羽ありとハエ、ハチが大量に発生し始める。 羽アリ対策としては、とにかくアリの巣を見つけて、セロハン…

ラマダン(断食)

イスラムといえばラマダンなイメージ。 実際ラマダンってどんなものかというと、 日中は水も食事もツバも(!)口にしてはいけないので、 ヨーロッパなど日の長い夏などはかなりつらい。 (逆にインドネシアなんかだとちょっと楽?) 私の住んでいる国だと、…

スペインマヨルカ島

先日スペインはマヨルカ島へいった。 これがとても良かったので、おすすめしたい。 なにがいいって、まずは平和、 道は平坦、町の人は親切、海は浅瀬、山には羊や牛、馬などなど。 どこをとっても平和。 そしてグルメ。 もともとスペイン料理はかなり日本人…

途上国の高級ホテル

アフリカのイスラム圏で観光業とはほぼ遠いこの国でも、 世界のホテルチェーンはかなり進出している。 食事はわるくないし、全ての店がしまる金曜日の昼も営業しているところはありがたい。 が、先日某ホテルで知人が朝食に卵を頼んだら、なんとナマで運ばれ…