駐在妻の日記

世界の果てからこんにちは

出産のために海外へいく

海外で出産というと、大変なイメージがあるかもしれない。

私が産んだフランスでは、無痛分娩が主流で、どの病院でも麻酔科医が24時間いるため、

ごく自然に陣痛がきたらしばらく耐えて、最後は麻酔をするか、しないか、の選択をするスタイルだった。

日本と違うことといえば、医者はほぼ登場せず、助産婦が全てをやること。

そして、あらかじめ命名しておかないと、フランスでは出生届の提出は3日以内であること。

 

ちなみに、特にパリなどは妊娠初期に産みたい病院を予約しておく必要がある。

そしてフランスの保険がない場合、かなり高額となるので、先に見積もりをとった方がなおいい。

(医者ごとに金額が違うため、病院だけでなく、医者を指定する必要がある)

あとは妊娠中期に一度、あらかじめ見てもらい、検査などもする必要があった。

 

よく、子供は二重国籍かをきかれるが、今のフランスでは

フランス国籍が与えられるのは、両親どちらかがフランス人の場合のみである。

国籍の問題がないからか、臨月になってからフランス入りしたが、入国時は特に何も聞かれなかった。

日本では考えられないことだが、この国では出産のためだけに先進国へ一時的に行く人はけっこういる。